グローバル・ヴィーガン・レシピ集

タヒニなしでも美味しい!日本の食材で作る簡単ヴィーガンババガヌーシュ風

Tags: ババガヌーシュ, ヴィーガン, 中東料理, ナス, ディップ

世界の定番、ババガヌーシュを日本の食材で手軽に

ババガヌーシュは、中東地域で広く親しまれている、焼きナスをベースにしたディップ料理です。香ばしくトロリとした焼きナスに、ごまペーストであるタヒニ、ニンニク、レモン汁などを加えて作られます。フムスと並び、ヴィーガンでも楽しめる定番のアペタイザーとして世界中で人気があります。

このババガヌーシュを、日本のスーパーで手に入る身近な食材を使って、本格的な風味はそのままに手軽に作る方法をご紹介します。最大のポイントは、入手しにくい場合もあるタヒニの代わりに、日本の「練りごま」を使用することです。焼きナスの香ばしさと練りごまのコクが合わさり、満足感のある一品になります。パンにつけたり、野菜のディップにしたり、様々な方法でお楽しみいただけます。

材料リスト

(調理時間目安:約30分)

作り方

  1. ナスは洗って水気を拭き取ります。ヘタはつけたまま、魚焼きグリルやオーブントースターなどで、皮が真っ黒になるまでしっかりと焼きます。皮全体に軽く焦げ目がつくくらいが目安です。オーブンの場合は200℃で20〜30分程度です。
  2. 焼きあがったナスをアルミホイルなどに包んで5〜10分置き、粗熱を取ります。こうすることで皮が剥がしやすくなります。
  3. 粗熱が取れたら、ヘタを切り落とし、皮を丁寧に剥きます。中身はスプーンなどでこそぎ取るようにしても良いです。
  4. ボウルにナスの中身を入れ、フォークなどで滑らかになるまで潰します。なめらかさはお好みで調節してください。多少ゴロゴロとした食感が残るのも美味しいです。
  5. ニンニクはすりおろしておきます。
  6. 4のボウルに、すりおろしたニンニク、練りごま、レモン汁(大さじ1から様子を見て)、オリーブオイル(大さじ1)、塩(少々)を加えてよく混ぜ合わせます。
  7. 味見をして、塩加減やレモン汁の量を調整します。コクが足りないと感じたら練りごまを足してください。
  8. 器に盛り付け、中央をくぼませて仕上げ用のオリーブオイルを回しかけます。お好みでパセリのみじん切りやパプリカパウダーなどを散らして完成です。

日本の食材での代替アイデア・ポイント

調理のコツやアレンジ案

まとめ

世界の定番ヴィーガンディップであるババガヌーシュは、日本の身近な食材であるナスと練りごまを使うことで、特別な材料なしで簡単に再現できます。焼きナスの香ばしさと練りごまのコクが食欲をそそる一品です。パンやクラッカー、スティック野菜など、様々なものに合わせてお楽しみください。手軽に作れるこのレシピで、ご自宅で世界各国のヴィーガン料理をぜひお試しください。