グローバル・ヴィーガン・レシピ集

日本の食材で簡単!世界の定番 ヴィーガンラザニア風

Tags: ヴィーガン, ラザニア, イタリア料理, 日本の食材, 簡単レシピ, 代替レシピ

日本の食材で作る、世界の定番ヴィーガンラザニア風

ラザニアは、平たいパスタシートにソースや具材、チーズなどを重ねてオーブンで焼き上げる、イタリアを代表する家庭料理です。濃厚な味わいが魅力ですが、通常はひき肉やチーズ、バターなど動物性食材が多く使われます。

このレシピでは、ラザニアの美味しさはそのままに、日本のスーパーで手軽に手に入る食材を使ってヴィーガン仕様にアレンジします。特別なヴィーガンチーズや代替肉は使わず、野菜や豆乳、豆腐などを活用することで、どなたでも気軽に挑戦できるよう工夫しました。クリーミーなベシャメルソース風、野菜の旨味たっぷりのトマトソース風、そして間に挟むパスタシートが織りなす食感は、満足感がありながらもヘルシーです。

材料リスト

(2〜3人分)

ベシャメルソース風

リコッタチーズ風

仕上げ

作り方

  1. リコッタチーズ風の準備: 木綿豆腐はキッチンペーパーで包み、軽く重しをするか電子レンジで加熱(600Wで2分程度)して水切りをします。ボウルに入れ、フォークで崩しながら塩、レモン汁(あれば)を加えて混ぜ合わせておきます。
  2. トマトソース風を作る: フライパンにオリーブオイル大さじ2とにんにくを入れて弱火で熱し、香りを引き出します。玉ねぎを加えて中火で炒め、しんなりしたらナス、ズッキーニ、きのこを加えて炒め合わせます。野菜がしんなりしたら、カットトマト缶、水(または野菜だし)、ドライオレガノ(またはバジル)、塩、こしょう、醤油を加えて煮込みます。蓋をして弱火で10〜15分、時々混ぜながら野菜が柔らかくなるまで煮詰めます。味を見て塩、こしょうで調え、火から下ろします。
  3. ベシャメルソース風を作る: 鍋に植物性バターを溶かし、薄力粉を加えて弱火で粉っぽさがなくなるまで炒めます。少しずつ豆乳を加えながら泡立て器でよく混ぜ、ダマにならないように滑らかに伸ばします。中火にかけ、絶えず混ぜながらとろみがつくまで煮詰めます。塩、こしょう、ナツメグ(あれば)で味を調えます。
  4. ラザニアを組み立てる: 耐熱皿にオリーブオイル(分量外)を薄く塗ります。トマトソース風の1/3量を底に敷きます。その上にラザニアシートを並べます。シートの上にリコッタチーズ風の半分量を乗せ、ベシャメルソース風の1/3量をかけます。これをもう一度繰り返します(トマトソース→ラザニアシート→リコッタチーズ風→ベシャメルソース)。最後に残りのトマトソース風を乗せ、ラザニアシートを重ね、残りのベシャメルソース風を全体にかけます。
  5. 焼く: 表面にパン粉を散らし、オリーブオイル少々を回しかけます。180℃に予熱したオーブンで20〜25分、表面に焼き色がつくまで焼きます。オーブントースターを使用する場合は、アルミホイルをかぶせて焦げ付きを防ぎながら焼くと良いでしょう。
  6. オーブンから取り出し、少し落ち着かせてから切り分けて完成です。

日本の食材での代替アイデア・ポイント

調理のコツやアレンジ案

まとめ

世界の定番料理であるラザニアも、日本の身近な食材を工夫して使うことで、美味しく満足感のあるヴィーガン仕様にアレンジすることが可能です。ひき肉やチーズを使わなくても、野菜と豆乳、豆腐などの植物性食材だけで、本格的な味わいを再現できます。

このレシピを参考に、ぜひご自宅で手軽にヴィーガンラザニア作りに挑戦してみてください。日本のスーパーで見つかる材料で、日々のヴィーガン料理のレパートリーをさらに広げることができます。